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チキンとキャラメル。 [映画・演劇]

はいはい。



最近一番嬉しかったのは小朝師匠に誕生祝いのコメントをいただいたコトなワタクシデスが。

いやーん、師匠素敵(人´∀`*)



ところで。



本日、手に入れたチケット二種。

鳥肌さんとキャラメルさんー。

まぁ、めっさ方向性違いマスな(笑)



キャラメルボックスと言えば。

ワタクシが芝居をやっていた頃、高校演劇じゃ良くやるホンでしたねー。

ファンタジー風味でね、お子様好みの脚本が多かったような気がします。

かくいうワタクシも『銀河旋律』はやったコトアリマスもん(笑)


色々思うトコあって(笑)、あまり観たいなーという気になったコトはないんデス。

何となく今回は目に留まりまして。

好きな役者の一人である西川さんが結構出てきそうなのもアリマスが。


ついでに、大叔父の仏壇にも手ぇ合わせに行こうかと。

チウ訳で母上との二人旅デス。


12月は師匠じゃないけど走りマス(ΦωΦ)

予定は未定を実行。 [映画・演劇]

今、ワタクシが住んでいるトコロの市立美術館で、『寺山修司展』やってるんデスけども。

今日こそ行こうと思ってたんデスが、またもやベッドで撃沈…(=_=;)

早くしないと終わっちゃうー
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オリヲン座からの招待状。 [映画・演劇]

はいはい。



今日は久しぶりに映画を観に行って来ました。

以前から気になっていた『オリヲン座からの招待状』デス。

先に断っておきマスが、映画は原作とはほとんど別物。

小説で主人公の夫婦(祐次、良枝)は最初と最後、あとは幼少時代が出てくる感じでして。

映画では、前述の夫婦の話に出てくる、映画館オリヲン座の夫婦(豊田松蔵、トヨ)とその弟子(留吉)が中心となってマス。





いい映画、でした。


なにしろ。

光が、美しい。
闇が、美しい。

それを纏う、人間が、空気が、美しい。


それは至極当然の事な筈なのですが、電気に慣れてしまった私たちには、ひどく眩しく感じるものです。



やはり、ポスターにもなっている、蚊帳に留吉が放した蛍を、二人で見つめているシーンが一番美しかったですね。

蚊帳の中にいるのは未亡人となったトヨ(宮沢りえ)。
蚊帳の外にいるのは留吉(加瀬亮)。

薄い薄い蚊帳の間で、二人が初めてそっと手を繋ぐ。


なんともプラトニックな愛ですが、それ故に奥ゆかしく美しい。



役者も、それぞれ良かったですね。

特に話の中心となる三人の目と後ろ姿。
思わず見入ってしまいました。



しかし、宮沢さんは映画界に復帰してから完全に化けましたね。

昔はなんとも心許ない演技でしたが、今は本当に綺麗になった。
演技の端々で、オードリーを彷彿とさせる表情をしてました。


加瀬さんの演技は、実は初めて拝見したのですが、いい目をしていますね。
そして背中に色気がある。


最後に宇崎さん。
前半ぐらいで亡くなってしまう役ですが、残された二人の記憶にしっかりと残るような佇まいが素敵でした。



間に挟まれる、昔の映画。
それも含めて、映画館で観て良かったと思える作品でした。

家族っていいよね。 [映画・演劇]

はいはい。



今回は、久々にオススメ映画のご紹介。

っても、大分前にかなり話題になったから、ご存知の方も多い筈。



『リトル・ダンサー(BILLY ELLIOT)』



2000年のイギリス映画デス。



ワタクシがバレエも大好きという話は以前もしていマスが、これもバレエ(ダンスの要素が強いけど)の映画でゴザイマス。





舞台は1980年代のイギリス北東部の炭鉱の町。

そこで、主人公である11歳の少年ビリーは、母親を早くに亡くし、炭鉱夫の父親と兄(現在ストライキ中)、軽度の認知症の祖母と一緒に暮らしていマス。


父親から習う様に指示されていって行っていたボクシングスクールでしたが、教室の関係で隣でバレエの練習が始まりマス。

バレエをじっと見つめるビリー。

元々、彼の母親もフレッド・アステアが好き、おばあちゃんもバレエダンサーを目指していたこともあったのでしょう。

いやいやながらバレエに関わっていくうちに、本当にビリーは踊るコトが楽しくて仕方なくなりマス。


しかし、炭鉱夫の父親からすれば、『男がバレエをやるだなんて!』という気持ちでいっぱいデス。
男は、強くたくましく!が彼の生き方なんデスね。


『ロイヤルバレエ学校』への入学オーディションを受けたらと薦めるバレエの先生を追い返してしまいマス。

しかも、間の悪いコトに、ストをやっていた兄の裁判の日にオーディションの日がぶつかってしまうのデス。
泣く泣く、諦めるビリー。



でも、クリスマスの日。

踊る自分の息子を初めて目の当たりにした父親は、ビリーの才能に気付かされ、ロンドンまで学校を受けに行くコトを承諾し、その後もサポートするコトにナリマス。


最終的にビリーはプリンシパルにまで成長するのデス。



この映画にはブリティッシュ特有のブラックユーモア、家族愛、共同社会での協力と反発、そして少年の旅立ちが、無理なく詰め込まれていマス。



特にワタクシの印象に残ったのが、このシーン。


ロンドンでの『ロイヤルバレエ学校』のオーディションを受けたビリー。

でも、実技が上手くいかなくて、近寄ってきた受験生仲間を殴ってしまいマス。

その後に、父親も含めての面接が行われるわけデスが。

ビリーとしては、『もう無理だ』という気持ちでいっぱいなので、多少ふて気味。

反対に父親は、あれだけ反対していたものの、ビリーのダンスを見てからというもののスト破りをしてまで、ビリーのために尽力しようという気になったのデスから、目が『どうか受からせてやってくれ!』といった感じでいっぱいデス。
(ここのゲイリー・ルイスの演技も絶妙なんデス。目の輝きが前半部分とは全く違いマスから。)


最後に、面接を終え、部屋を出ようとした時に、一人の試験官が『踊っている時はどんな気持ちが?』と問いかけマス。


ビリーは逡巡しながら、ぽつぽつと答えマス。

『さあ…

 いい気分です
 
 最初は身体が硬いけど踊りだすと-
 何もかも忘れて-
 すべてが-
 消えます

 何もかも

 自分が変わって-
 体の中に炎が・・・
 宙を飛んでる気分になります

 鳥のように

 電気のように


 そう・・・ 
 電気のように』




うーーーーーん

解かるよ!ビリーくん!

夢中になっているモノをやっている時、全てが白になっていく感じ。
『無』になるんだよねっ

 



ところで、バレエに全く興味のない方でも、楽しめるのがこの映画のいいトコロ。


BGMしてかかっているのが、T.Rexをはじめとして、The Clash、The Jamといいセンスしてマス

サントラだけでも一聴の価値アリ

連休中にでも是非

やっぱ仁義は通さねば。 [映画・演劇]

はいはい。



流石に1日に約30件分の資料整理(過去にワタクシが扱った案件の資料デス)したら、かなりしんどかったワタクシデスが。

あー、めんどくさ。





先ほどまで、『ラストサムライ』見てました。

コレはワタクシには珍しく、ハリウッド系なのに見たかったんデスよねー。



いやぁ。

やっぱし、『やれるコトはやる』ってのは大事デスな。

運命は未だ決まってないんだから。

それまでベストを尽くすのが人間としての『仕事』かも。



ワタクシ自身、結構古くさいモノの考え方とかする方なんで、なんとなく『うんうん』と頷けるトコロもあったり。


少しは会津の武士の血も混じっているからかしら(笑)

『ならぬことはならぬ』、ってね。



たまに、色々なトコロで立ち位置見失いそうになるけれど。

自分の中に、何か一本、真っ直ぐなモノが欲しいなぁ、と思いましたね。

世界中でいちばんきれいな女の子。 [映画・演劇]

はいはい。


ずーーーーーーっと、先延ばしになっていた映画の話をば、をば。

ワタクシ、50年代・60年代については、音楽のみならず映画も好きなんデスが。

特に、(ベタではアリマスが)オードリーの映画は大好きデス

可愛いんだもーん



今回はその中でも、ワタクシ何度見たかわからない、『パリの恋人(Funny Face)』をご紹介。




1957年のミュージカル映画デス。
監督はスタンリー・ドーネン。
ミュージカル映画ではヒジョーに有名な監督デスね。



あらすじとしてはこんな感じ

~本屋に撮影に行った、ファッション雑誌のカメラマン、ディック(フレッド・アステア)。
店員のジョー(オードリー)は、それが縁でモデルの仕事を依頼される訳デス。

ジョーはどちらかといえばお洒落に興味のないさえない感じの女性で、しかも、『共感主義』という訳のわからない主義に凝ってマス。

でも、撮影に行ったパリ(実はパリに行けば共感主義の教授に出会えるというジョーの下心アリ)で、どんどんファッショナブルになっていくんデスねー

最終的には、ディックとジョーは結ばれ、めでたしめでたし(まぁ、お約束デスな♪)~


とにかく、二人のダンスシーンが素晴らしい

ミュージカルスターの大看板アステアも、もうこの時には60近かったと思うんデスけど、ダンディー&エレガント
流石、ジェントルマンデスなぁ

オードリーもなかなかの腕前を披露してマスねー
バレエ経験者だからかしら?


音楽にはジョージ・ガーシュインが起用されていて、一音楽ファンとしても楽しめマスねー


あとは、色彩感覚というか、セットにしても衣装にしても、とってもお洒落で見てて惚れ惚れしマス
変な話、90年代渋谷系にハマったヒトなら、絶対に好きなセンスデス



見てて凄くHAPPYな気持ちになれるこの映画。
今度の連休にでも如何デスか

比類なき舞~愛と哀しみのボレロ~ [映画・演劇]

はいはい。


前に、今度映画の話をする時はオードリーで、と言っておりましたが…
今回は、最近、改めて見なおした『愛と哀しみのボレロ』をご紹介。



ストーリーは、戦争を通して4組の家族の生き様とその交錯を描く、3時間強の長編映画デス。

監督は巨匠クロード・ルルーシュ。
『男と女』で有名デスね


根幹となるストーリーも人間の感情の機微を細やかに表していて素晴らしいのデス、が。

しかーし!
なんと言っても、注目はジョルジュ・ドンによるモーリス・べジャール振り付けの『ボレロ』!!


残念ながら、ジョルジュ・ドンは92年にエイズによりお亡くなりになってマスが、この映画での彼は神がかっているの一言に尽きマス。


男性ながらにして妖艶、それに加えて均整の取れた肉体。

バレエというよりは、生きとし生けるもの全てに捧げられた祈りのような舞踊。


『コレを見ずして死ねるか』



太鼓判


ストーリーは飛ばしても(←暴言もいいトコロ)、このバレエシーンだけは必見デス

たかをくくってましたorz [映画・演劇]

はいはい。


『しゃべれども しゃべれども』

前に小説をご紹介した作品なんデスが、今回映画化というコトで、今日から公開なんデスよね。


んで、地元の上映表を見たら…


はら。
ないわ。

シンジラレナ~イ(ノlll;´□)ノ


特に見ようと思っていた訳ではないんデスが残念…

映像と音楽が命~ウォン・カーウァイ~ [映画・演劇]

映画の話を再び。
次回はウォン・カーウァイについて、といいつつ放置プレイでしたので(-_-;)


まず、始めにワタクシ香港映画が大好きでした。
過去形。
大ファンだったチャウ・シンチーも『小林サッカー』とか『カンフーハッスル』で有名になってしまったし。
チャウ・シンチーは2000年くらいまでは面白かったんデスけどねぇ。
馬鹿馬鹿しいコメディーなんだけど、星仔(チャウ・シンチーの昔のあだ名。今は星爺の方がポピュラーなのかしら?)自身は二枚目でも十分通用するルックス。
特に、
『008皇帝ミッション』
『食神』
『ゴッド・ギャンブラー2・3』
あたりが凄くくだらなくて面白い。
基本的に香港映画は有名映画とかマンガのパクリだから、元ネタがわからないと笑えないデスけどね。


で。本題。
ウォン・カーウァイなんデスけど。
こっちは、そっちのグループとは全く別グループの映画デスヨ。
笑いを楽しむわけでもなく、ストーリー重視でもない。
台詞と映像、そして音楽を楽しむものデスね。

そのかわり、その3点については、めちゃくちゃかっこよかったりする。

有名どころだと『恋する惑星』、『天使の涙』あたりなんデスかねぇ。
あと木村拓哉が出た『2046』とか。
確かに、これらもクリストファー・ドイルの撮影がかっこよくていいのデスが。

ワタクシお勧めしたいのは、
『欲望の翼』(1990年)
『楽園の瑕』(1994年)
『花様年華』(2000年)
の三本デスね。



まず、『欲望の翼』から。
今は亡きレスリー・チャンが主演デス。

舞台は60年代の香港。
サッカーチケットの売り子の女と踊り子の女、そしてレスリー扮するプレイボーイの男。
彼らの三角関係と、男の半生記が主なストーリー。
男は、自分の複雑な生い立ちから、自分を『足の無い鳥』に例えて、ふらふらしているが…


台詞が気障だけど凄くいいデス。
「1960年4月16日、3時前の1分間、君は俺といた。この1分間を忘れない。これは否定できない事実だ。もう後戻りはできない。明日また来る。」
そしてバックで流れるはラテンのリズム。
退廃感と色気が漂う映像、音楽、台詞。

古い感じを受けるかもしれないけれど、ウォン・カーウァイの作品でこれがベストだと思ってマス。



お次は『楽園の瑕』。

彼の監督した作品の中では、あまりポピュラーではないかもしれません。
こちらは、中国の古典がストーリーの元となっていマス。
ただ、こちらについては、映像だけ見ていたい程、とにかく美しい。
おそらく加工してあるのでしょうが、原色(!)の青空や砂漠の黄土色がひどく鮮やかで、頭に焼きつきマス。



最後は『花様年華』。
カンヌ受賞作品で有名デス。

こちらも、舞台は60年代の香港。
同じアパートの隣同士になったチャウ夫妻とチャン夫妻の二組の夫婦。
しかし、互いのパートナー同士が不倫をしていることをしり、チャウ(男)とチャン(女)は惹かれあっていく…

最後まで、二人とも思いは言葉にしないんデス。
でも、二人の行動一つ一つにエロティックさが漂いマス。
見ていてじれったいほどなんデスが、それがまた…!
こちらのバックにもラテン音楽が使われていマスが、それもまた、ある種ストイックな関係に彩りを添えて、巧妙な効果を引き出していマス。
『大人』の方に、是非お勧めしたい映画デスネ


と、三本ご紹介いたしました。
まぁ、お暇なときに機会がございましたら、ご覧いただければ
次は、音楽つながりで、オードリー主演の映画群にでもしましょうかね。
それでは、さよならっ、さよならっ

男の夢の可愛らしさ~フェリーニ~ [映画・演劇]

今回は、音楽の話ではなく、映画の話を。


ワタクシ、学生時代に芝居をずっとやっていたのデスが。
勉強の一環として、映画もよく見てイマシタ。
その代わり、本業の勉強の方は全くデシタが(苦笑)


その頃から、“CG満載・SFX大好き”なハリウッド等は苦手だったので、もっぱら守備範囲は50~70年代の映画デシタ。



特にフェデリコ・フェリーニの監督した映画が好きで、ビデオにとって繰り返し見てましたネー。



彼の代表作とも言える『道』、『甘い生活』、『8 1/2』、『フェリーニのローマ』、『アマルコルダ』数々見ましたが、実は一番印象に残っているのが、ある種問題作の『女の都』なんデス。



きっと、この作品にも裏にはシリアスな思想とかがあるんだとは思いマスが、どうもワタクシの中でのこの作品のイメージが『シモい、エロい、グロい』なんデスヨネー(苦笑)
どこぞの牛丼屋さんみたいなキャッチフレーズデスが。


まずマストロヤンニがもうエロい。
あの方は、何の作品に出てもエロティシズムが漂ってきますが(『ひまわり』とかね)、これについてはただのエロ親父デス(-_-;)


ストーリーも演出も『エログロナンセンス』の王道を通ってマス。


初めて見た時は、この作品がこんな内容とは思わず、うっかりリビングで見てしまい大変気まずい思いをしたものデス(苦笑)



今回は、初めてながらかなりとんでもない方向のものをご紹介してしまいましたが(汗)

フェリーニの映画は難解と言われながらも、全体に一本きちんとスジの通っている作品群なので、機会があれば御覧下さいませネー(^_^)


次はポピュラーなところで、ウォン・カーウァイ監督の作品をご紹介しようかと思っとりマス。
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